2018年 06月 18日
ミニ盆栽用極小八角鉢の石膏型制作
今日は陶芸倶楽部 Iさんの依頼品でミニ盆栽用極小八角鉢の石膏型制作を行いました。
鉢はこんなに小さな8角の植木鉢です。
寸法測定です。
開口部(口部)は約7cm
富士山5号目は約6cm 鉢の底部は約5cm
高さは約2.6cm
口部の最高径は約7.5cm
以上の寸法から
石膏型の円柱直径は石膏型の肉厚3cmと想定し、直径=7+3x2=13cmとした。
石膏型高さは鉢の高さ2.6cm+3cm=5.6cmとした。
鉢の体積は富士山5合目の径6cmの高さ2.6cmの円柱で代用=74㎤
石膏型円柱の体積は直径13cm(r=6.5cm),高さ5.6cmだから体積=742㎤
従って流し込み石膏の量は=742-74=668g
必要水の量は74%だから 668x0.74=494g
以上から板にアクリル円柱の円(直径13cm)
円柱を立てる土台粘土のタタラを20cm四方のタタラとした。
台の厚さは2.5cmとした。
下図の外枠太線の四角は粘土の台(タタラ)
中の円はアクリル板の円柱の線
中の四角は鉢を伏せて置く部位
土台になるタタラは厚さ2.5cm
20cm四方の粘土板です。
アクリルの円筒は直径13cm
土台のタタラの表面を平らに仕上げて。。。
この台の上に小鉢を逆さまに所定に位置に置き、水を使いながら台と接着させます。
台と接着したら目測でアクリル円筒の中心には鉢が来るように円筒をそっと置き、
円筒上端を円周にそって少しずつ台に押し付けながら円筒を台に埋めていきます。
そのままでも石膏の漏れは無いかと思いますが、念のためさらに漏れ補強。
紐で円筒下部を埋めます。
対象の鉢に剥離剤(食用油)を塗るのは土台に乗せたらすぐにやるべきでしたが、忘れてしまい、今塗りました。
さあ、ここまでで石膏の流し込み準備完了です。
流し込む石膏の準備に入ります。
まず水を準備します。 水は494gです。
次に石膏は668gです。
水と石膏が計量完了ですので水に石膏を入れます。
石膏の撹拌はなかなか慣れるまで苦労しましたが、私は手で撹拌しながら指で石膏ダマを感じながらつぶしながら撹拌してます。一番確実なようなきがします。
これで流し込み石膏と、流し込む対象が準備できました。
机に新聞紙を敷いてますが、万が一外へ流れ出した時の保険です。
ではそろりそろりと石膏を流しこみます。
今日はここまでです。
明日は土台を外し、アクリル円筒を外し、石膏型をきれいに整えます。
宇都宮陶芸倶楽部
鉢はこんなに小さな8角の植木鉢です。
開口部(口部)は約7cm
富士山5号目は約6cm
高さは約2.6cm
口部の最高径は約7.5cm
石膏型の円柱直径は石膏型の肉厚3cmと想定し、直径=7+3x2=13cmとした。
石膏型高さは鉢の高さ2.6cm+3cm=5.6cmとした。
鉢の体積は富士山5合目の径6cmの高さ2.6cmの円柱で代用=74㎤
石膏型円柱の体積は直径13cm(r=6.5cm),高さ5.6cmだから体積=742㎤
従って流し込み石膏の量は=742-74=668g
必要水の量は74%だから 668x0.74=494g
以上から板にアクリル円柱の円(直径13cm)
円柱を立てる土台粘土のタタラを20cm四方のタタラとした。
台の厚さは2.5cmとした。
下図の外枠太線の四角は粘土の台(タタラ)
中の円はアクリル板の円柱の線
中の四角は鉢を伏せて置く部位
土台のタタラの表面を平らに仕上げて。。。
円筒上端を円周にそって少しずつ台に押し付けながら円筒を台に埋めていきます。
紐で円筒下部を埋めます。
対象の鉢に剥離剤(食用油)を塗るのは土台に乗せたらすぐにやるべきでしたが、忘れてしまい、今塗りました。
流し込む石膏の準備に入ります。
まず水を準備します。 水は494gです。
これで流し込み石膏と、流し込む対象が準備できました。
机に新聞紙を敷いてますが、万が一外へ流れ出した時の保険です。
明日は土台を外し、アクリル円筒を外し、石膏型をきれいに整えます。
宇都宮陶芸倶楽部
by hiranu
| 2018-06-18 22:35